中山獣医科病院ブログ

2018年1月31日 水曜日

迷子犬を探しておられます。情報があれば連絡して上げてください。

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2018年1月24日 水曜日

【人とペットの赤い糸】

犬との暮らしで赤ちゃんの免疫が高まる? 
まさに人とペットの赤い糸


人間の体内には、常に存在している常在菌(じょうざいきん)として、善玉菌と悪玉菌がある。人間の体は約60兆個の細胞から構成されているといわれているが、常在菌の数は最近の研究では500~1000兆個と推定されている。
昔は分からなかった菌が発見されるようになり、それに伴い細菌の数も増えているようだ。
 世の中には、除菌に関連する商品が多く販売されているが、全ての菌を死滅させることはできないし、善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌はむしろ増やした方が健康に良いことも分かっている。
 ペットや人が有する菌が原因で、ペットから人、また人からペットへ感染する人畜共通感染症がある。代表的な狂犬病をはじめ、さまざまな感染症があり、中には注意を要するものもあるので獣医師の先生から定期的にペットを診断してもらうことが重要だ。
 ペットは人間と比較して1年で4歳(小型犬や猫)から7歳(大型犬)年を取るので、最低年間2回から4回は動物病院で定期健診を受けてもいい計算になる。
2012年7月9日、犬が飼われている家庭で育つ赤ちゃんは感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが軽減されるとの調査結果が、米国小児科専門誌「Pediatrics(ペディアトリックス)」に掲載された。
フィンランドのクオピオ大学病院の研究チームが、生後9~52週目の赤ちゃん397人を対象に行った調査だ。
 それによると、毎日ある程度の時間を屋外で過ごす犬が周りにいることで、生後1年以内の赤ちゃんの免疫力が高まる可能性があるとしている。猫でも同様の可能性が示されたが、その効果は犬より弱いようだ。
 研究によると、犬や猫が飼われている家庭の赤ちゃんは、せき、喘鳴(ぜんめい)、鼻炎などの感染症呼吸器疾患にかかる確率が約30%低く、また耳の感染症にかかる確率も約半分だった。
研究チームは、「動物との接触が免疫系の発達を助け、より整った免疫反応をもたらし、感染期間を短縮させるのではないか」と推論した。
 調査では、感染リスクの上昇が考えられる要因(母親による授乳や保育施設の利用、さらには親の喫煙やぜんそくなど)を除外しても、犬と暮らす家庭で育つ赤ちゃんが発症する確率は著しく減少したことが確認され、
抗生物質の投与回数も少なかったと報告している。
 さらに詳細な調査が必要かもしれないが、人、動物、環境の衛生に関係する専門家が連携して取り組む「One Health(ワンヘルス)」という考え方が世界で広まってきており、日本でも海外から専門家が参加した会議が開催されている。
 まさに、人とペットの健康は、切っても切り離せない赤い糸で結ばれているといっても過言ではない。

2017.12.8 越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。

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2018年1月23日 火曜日

日本獣医麻酔外科学会 近畿地区講習会が開催されます

テーマは、タイプⅠ型胸腰部椎間板ヘルニアを徹底攻略しよう!
3月18日、大阪府立大学のなんばサテライト、「i-siteなんば」で開催されます。
6名の講師の内、当方の田中宏院長、松本有紀先生が講演します。
田中先生は「胸腰部椎間板ヘルニアの画像診断」造影検査も含めたレントゲン検査とCT/CTミエロ検査
を講演します。
松本先生は、「胸腰部椎間板ヘルニアの術後管理」リハビリテーションを中心に
を講演します。
中山獣医科病院から2人の講師が講演することは、大変嬉しく誇りに思います。


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2018年1月20日 土曜日

日本に5頭しかいない「がん探知犬」 発見率は99.7%

真っ黒で光沢のある毛並みのラブラドールレトリバーのエスパー(メス・8才)は、つぶらな瞳をトレーナーに向けてじっと指示を待っていた。
エスパーの前に置かれたのは数十人分の人間の尿検体。そのうちの1つにはがん患者の尿が入っている。順々ににおいを嗅いでいくエスパーが、ある検体の前で動きを止め、トレーナーを振り返った。
 「正解です。それが、がん患者の尿です。よくできたな」
 エスパーは日本に5頭しかいない、においでがんを見つける「がん探知犬」の1頭だ。千葉県館山市にある「がん探知犬育成センター」で日々、冒頭のような訓練と、実際のがん検査に取り組んでいる。
 5月2日、がん探知犬での健康診断を行う山形県金山町で町民説明会が開かれ、探知犬の存在がにわかに注目されている。同町は胃がんによる女性の死亡率が全国1位。
がんの早期発見のために、1100万円の予算で探知犬による検査を実施するという。
 我が家の愛犬でも、訓練すれば飼い主の"がん検診"ができるようになる? がん探知犬育成センター代表の佐藤悠二さんが語る。
 「探知犬のがん発見率は99.7%。それは犬が人間の100万~1億倍もの嗅覚を持つから可能なのです。
しかし、どんな犬でもがん探知犬になれるわけではなく、狩猟犬として嗅覚が発達したラブラドールレトリバーの中でも、特に優秀な嗅覚と集中力を持つほんのひと握りの犬だけしかなれません」

がん探知犬第1号は、天才的な嗅覚を持つ水難救助犬マリーンだ。マリーンは20m近く沈んだ水死体から発せられる微量のガスを嗅ぎ当てるほどで、前出の佐藤さんにその能力を見込まれて探知犬になった。
現在、育成センターで活動する5頭はいずれもマリーンの血を引いている。
 「2004年から探知犬の育成を始めましたが、当時の医学界は"がんににおいがあるというのは非科学的だ"と否定的でした。それでも地道な訓練を重ね、マリーンががんを探し当てる確率はほぼ100%に到達しました」(佐藤さん)
 2011年、がん探知犬の論文がイギリスの医学誌に掲載されると世界中で話題となり、今では13か国でがん探知犬の実験や育成が行われている。
 「日本の探知犬は優秀で、放置すればがん化する可能性がある"前がん状態"まで発見できます。病院の検査では判明しなかったのに、犬ががんを見つけたことも。
いまだに"がんのにおいのもと"が何なのかは解明されていませんが、がん患者に特有のにおいがあることはわかってきています」(佐藤さん)
 佐藤さんが共同代表を務める「ドッグラボ」では、探知犬による検査を実際に受けることができる。専用の呼気採取バッグに息を吹き入れてラボに送ると、1~3週間ほどで結果がわかるという費用は3万8000円。
病院で全身のがん検査を受ければ軽く10万円を超える。カメラを体に入れるような苦痛を伴う検査もなく、時間の制約もない上に費用も低い。手軽に受けられるのが魅力的だ。
 「今はまだがんの部位をお教えできる段階には至っていません。探知犬の検査で"可能性アリ"となったら、できるだけ早く病院で適切な検査と治療を受けてください」(佐藤さん)
 犬の嗅覚が、がん治療を劇的に変える時代が来るかもしれない。
 ※女性セブン2017年5月25日号

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2018年1月16日 火曜日

猫から感染、初の死亡例・厚労省が注意呼びかけ

 ジフテリアに似た犬や猫からの細菌感染症「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」で2016年に国内初の死亡例が出ていたことが15日分かった。
年によって数件の感染例があり、厚生労働省は都道府県や医師会、獣医師会に注意を呼びかけている。

 この細菌は人と動物の両方に感染し、人では喉の痛みやせきなど風邪に似た症状が出るが、抗菌薬で治療できる。
ジフテリアは子どもの予防接種の対象で、多くの人は今回の感染症への防御力も持っているとみられる。

 国内では01~16年に主にペットからの感染が疑われる患者が25人見つかっている。地域は北海道から九州にわたる。
16年には屋外で3匹の猫に餌をやっていた福岡県の60代女性が呼吸困難になり死亡。治療の遅れが影響したとみられる。

 ペットが感染すると、くしゃみや鼻水などが出ることが知られており、早めに獣医師にかかることが必要。
症状が出ないまま菌を持っていることもあり、厚労省は「弱った動物に触れた後は手を洗い、感染の危険性を減らしてほしい」としている。

共同通信社2018年1月15日 (月)配信

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