中山獣医科病院ブログ

2018年8月 3日 金曜日

犬も歩けば熱中症 酷暑の散歩や放置は厳禁 暑さ対策グッズ品薄

 連日の猛暑で熱中症の症状を訴える人が相次ぐ中、ペットの暑さ対策にも注意が必要だ。中でも、熱中症になる危険性が高いとされるのが犬。空調の効いていない室内や車内に長時間放置された場合はもちろん、暑い時間帯の散歩で体調が急変することもある。専門家は「犬の目線で熱中症予防を考えてほしい」と呼び掛けている。
◎ブラシで毛をとかす「ブラッシング」が効果的

 犬は呼吸で体温を調節するため、ペットの中でも熱中症になる危険性が高い。特に寒冷地で飼われ、長い被毛を持つシーズーや秋田犬、鼻が短く呼吸で熱を発散しにくいとされるブルドッグやパグなどの短頭種は暑さの耐性が低いという。

 桑原動物病院(前橋市六供町)の桑原孝幸院長(34)によると、例年、熱中症とみられる症状で受診する犬が少なくない。飼い主が室内に置いたまま外出し、戻ったら犬がぐったりしていたというケースが目立つという。一緒に室内にいても、高齢の飼い主が冷房を嫌って暑さを我慢し、犬が体調を崩す例もある。寿命が延びて高齢の犬が増えていることもあり、桑原院長は「持病があったり、肥満体形だったりする場合は特に注意が必要」と呼び掛ける。

 タムラ中央動物病院(同市城東町)の田村幸生院長(70)は、ブラシで毛をとかして通気を良くする「ブラッシング」も熱中症予防になると助言。「涼しい場所でいつでも水を飲める環境をつくってやることが大切。熱中症が疑われたら、すぐに冷やして体温を下げて」と強調する。散歩も日中を避け、朝晩の涼しい時間帯に行うことが望ましいという。

 気温に比例して、ペットショップでは暑さ対策のグッズが売れている。ペットショップ「かるなばーる」(同市上泉町)では梅雨明け後から、冷却マットや体に吹き付ける冷却スプレー、飲料などの売れ行きが好調で、品薄の状態が続いている。犬用のアイスや冷やして食べられるゼリーなども人気という。担当者は「今年は例年以上に暑さが厳しい。グッズをうまく活用して、適切にクールダウンさせてほしい」と話した。

投稿者 中山獣医科病院

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